markさんの写真講座　第四回「青空をより青く撮影する」

なぜ空は青いのか？ 朝焼けや夕焼けはなぜ赤くなるのか？

以前、chugakさんに教えてもらった「レイリー散乱」と呼ばれる現象で方程式もあります。
詳しく知りたい方はググって下さい！ ...ヽ( ´ー)ノ

さて、日中の空をより濃い青で撮るには撮る方向があります。
太陽を真後ろにして構えた中心から左右45度以内です。
この合計90度からわざとずらしてグラデーションを表現するのも面白いです。
カメラの設定も彩度を最大にすればより濃い青が撮影出来ます。ですが、空以外の物も極彩色に写るので、被写体選びは慎重になります。
そして、出来るだけ暗めにとること。カメラが選んだ適正露出より-0.7EVもしくは-1EVでもよい場合があります。この場合も空以外のものが黒ツブレしないようにと、とても悩ましい選択を強いられます。
最近のカメラはダイナミックレンジ拡張機能がついているので積極的に活用していきたいです。

あと、レンズに取り付ける「PLフィルター」も空をより濃く写す効果があります。元々、水面やガラスの反射を抑える為のものですが、レンズへの光の入射角を変えるという性質は空にも効果があります。朝焼けや夕焼けをより赤く、樹木の緑を鮮やかに写す効果もあるそうです。風景を撮る方には必須のフィルターですね！
ただし、光の反射を抑えてしまうので、水面への写り込みや濡れた葉の照りなどを表現したい場合は外すことになります。

PLフィルターというものがあることもフォト蔵のお友達に教えてもらいました。申し訳ない事にどなたであったか失念してしまいましたが、
今、わたしが写真を楽しんでいるのはお友達皆様のおかげです。
本当に有り難うございます！ m(_ _)m